オープンソースカンファレンス 2011 Fukuokaに参加してきた

12月3日の土曜日に、OSC2011 Fukuokaに行ってきた。

会場は太宰府の筑紫女学園大学。福岡市内では無いのでどれくらいの人が来るのだろう、と思っていたのだけど去年、福工大でやったときとあまり変わらない人出だったような。

私はほぼ一日中、Androidの会 福岡支部のブースにいてセッションは何も聞かなかったので、出展側の視点で。

日本Androidの会 福岡支部 ブース

福岡支部のブース、今回は思い切りハードウェア寄りな展示に。展示物のほとんどは@ikuyamaさんが持って来てくれたArduino関連のボードや、Androidデバイスと繋がるガイガーカウンター、ロボットなど。あとは支部長の@sabasabamanさんがタブレットで支部の紹介動画を流したり、支部のパンフを置いたり。

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本当は、Arduinoでライブコーディングしながら何か作ろうかという話もあったけれど、場所と見せる手段が無いので断念したそうだ。

Arduino関係もデモとして動作するものはほとんどなく、本当に並べているだけだったのだけどブースに来る人の食い付きが予想外に良かったのよね…しかもどちらかというとAndroidというよりハードウェア側のほうに…。

・Arduinoを知っていて興味はあるけど触ったことが無いという人
(Arduino勉強会があると良いかも?)
・電子工作やハードに興味があるけどどこから手を付けていいのか分からないという人
(そういう人にはArduinoってのがありますよ、と紹介)

もちろん、
・Androidでアプリ作ったりしてみたい、作れるように勉強したい。勉強会ってあるんですか?
(そういえば勉強会らしい勉強会は支部であまりやってないような…。ソースコードリーディングはレベル上だし)
という人もいました。

あとは…
・スマートフォンってAndroidと違うんですか?など色々質問してきた女の子
(理系女子?でもスマートフォンとiPhoneとAndroidとキャリアの違いがよく分かってなかった様子。でも一般ユーザだと当然かも)
・(ハード系の展示を見て)業務系がメインなのでハード系は…。
(支部はハード系だけじゃないです…。今回の展示がたまたまそうだっただけで)

感想など

最近の電子工作ブーム(?)もあってか、Arduinoなど「とっかかりデバイス」への関心は高い様子。それをAndroidやさらにWebなどと連携させるともっと面白いよ、というのを見せられれば良かったけれどそこまでの準備が至らず。

それから先日のAndroid Make Daysにも参加しましたよ!と言ってくれたり、わざわざブースに挨拶に来てくれた人も何人かいて、そういう方はぜひ通常イベントにも来て頂きたい。

私は実際のところ、ブース番をしていただけで展示物は@ikuyamaさんと@sabasabamanさんが出したもので、自分は何もネタを出せなかったのが残念。人に見せるだけのクオリティのって難しいのよね…。

あと、支部長に言われて気づいたけれど、女性の参加者が少し多かったような気も。筑女の学生さんなのか、他から来た人か分からないけど若い女性もチラホラと。あとOSCスタッフも筑女の学生さんがいてちょっと華やいでたかなぁ。女子大いいすねぇ。

一つ残念だったのは、展示会場にWimaxの電波が入らずネットに繋ぐ手段がなく、ノートPCを持って行ってもあまり役に立たなかったこと。外のテラスまで出れば入るようだったけど…。

ブースを見て、Androidや電子工作に興味を示してくれる人はとても多かったものの、そこから支部のfacebookや通常イベントに参加してくれるかというとまた話は違ってくるわけで。パンフはたくさん捌けたけど実際に次につながる打率は低いのがこういうのの常ではあるけど、支部イベントの告知とかそういうのが少しでも届くようにするにはどうすればいいのやら、というような課題はいろいろ感じたOSC出展だった。

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