大学でのプログラミングの違い

はてなの近藤社長のブログより。

京大の情報学科は「大学はプログラミング学校ではない」という方針で大学ではコードの書き方をあまり教えていない。だから、プログラムをほとんど書かずに卒業する学生すらいるということだ。一方で東大は演習が充実しており、きちんとコードが書けないと決して卒業できない。また、アメリカの大学でComputer Scienceを選考するとさらに演習が盛んで、コードをほとんど書かずに卒業なんて絶対不可能、という環境の違いがあるようだ。

たしかに、プログラミング学校という「だけ」なら、専門学校で良いかもしれない。が、やはり大学レベルであれば大学レベルの研究課題をプログラミングで表現すると言うことも必要なのでは。

プログラミングだって、ただ単純にだらだらと書くこともできるし、モジュール設計、データ設計をきちんとやって、さらにパフォーマンスやコード効率を突き詰めることだってできる。単に情報工学を頭で知っています、というだけではなくて手を動かしていろいろトライアンドエラーをしてみるのは大事だと思うのだけど。

ソフトウェアって最後はプログラムコードを書くことで動いているわけで、理論だけじゃソフトウェアってできない。プログラムと様々な理論などが融合すると一段高いレベルのソフトウェアが作れるようになるんじゃないのかな。

そういう意味では、京大型より、東大やアメリカの大学のようなやり方のほうが自分の身になるし、仕事としてやっていく上でも潰しが効くと思う。

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