子どもの時の記憶と距離感、大人になってからのギャップ

天気は良いけど、特に用事もないな...と思いながら出かける。

どこに行こうかとぼんやり考えた結果、昔住んでいた街に行ってみることにした。

生まれてから高校までを過ごした町は、福岡から電車乗り継いで1時間ちょっと。

まぁ町を出てからまったく行ってないかというとそうでもなくて、1,2年に1度くらいはフラッと足を伸ばしているのだけど。

子どもの頃に良く行っていた小さな商店や書店がまだ残っていたり、変わっていない景色があったり、逆にすっかり景色が変わってしまったところがあったり、昔の記憶と重ねていくと20数年の月日は自分の記憶の中ではつい最近のようだけど、実際には長い時間の軸なんだというのがよく分かる。

今日は、その町をブラブラ歩きながら、あの時はああだった、こうだったと一人でいろいろ思っていた。たまには子どものころを思い出してみるのも悪くは無いかな。

子どもの時は遠く思えた駅からの道のりも、大人の自分が歩いてみると意外と近かったり。この感覚のギャップが大人になったということの一つの証拠なんだろう。

自分の中には子どものころの距離感が強く残っているので、もともと小さな町だけど今は余計にコンパクトに感じてしまった。なんだか変な感触。

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