エンジニアの幸せ

幸せなエンジニアになるための仕事術/まつもとゆきひろ&平鍋健児 - しあわせプログラマ

どこに幸せや楽しみ、やりがいを見いだすかってのは人によって違うんだろうね。

エンジニアは解析したり、新しいモノで遊んで使い方や可能性を考えたり、デバッグが楽しいって人もいるだろうし、自分の設計して作ったコードが上手く動いた時とかが楽しかったり嬉しかったりするときだと思う。

平鍋さんの、「技術的な困難を乗り越える」のも自分から挑戦するのと、お客様とかから理不尽な要求を言われて無理矢理やらざるを得ない状況とでは全く違うしねぇ...。新しい技術に取り組める仕事でも、外的要因に振り回されてばっかりだとか、色んな人が色んな事を言ってくるような環境だと途端に面白くなくなってしまうし。

あと地方も良いよ、的なことも書いてるけど、まぁ通勤とか住環境は別として、SIerみたいな大きな企業での仕事だとそれほど良いことは無いと思う。

業務システム系だと、関東のおこぼれとか、採算が合わないような小さな仕事とかが多い。組み込み系はそれなりに地方にもメーカーの開発部門があったりするので、メーカーの下請けとしてならそこそこの仕事はあるけれど、あくまで下請けには変わりない。

定期的に関東へ行く機会があるようなら良いけど、ずっと地方にいて外の空気を吸わないと自分がどれくらい通用するのか、とか物差しが分からなくなってくる感じはあるような気がする。いくら会社の中で評価されてても、余所の人と比べると全然自分が大したことなくて凹んだりね...。

SIerから客先常駐ってのも環境を変える手段の一つ。よっぽど酷い現場で無い限り、できる人は他にもいることが多いし、その会社の雰囲気とか仕事の進め方とかいろいろ新鮮だったりするから。

幸せになりたいなら、環境を少しでも変えることなんだろなぁとは思う。なかなか難しいけどね。でもやっぱり時間が確保できないと何にもできないので、自分の時間が取れない状況が続くような会社はどこかで見限ったほうがいいのかも。

少しの残業手当の代わりに自分の今しかない時間を確保できないって、けっこう大きな犠牲払ってるんじゃないのかな。

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