重要なシステムに、人の手が介在する仕組みは良いのか?

【津波警報】「津波は起こらない」 宮城県が外国人向けメールで誤配信  - MSN産経ニュース

この手の公的な広報システムっていつもどこかで人的ミスが発生しているように見えるのは気のせいか。

去年だったかの北朝鮮のミサイル騒ぎのときも、警戒FAXの誤送信、警報受信システムがONになってなかった、など人の手が絡んだところでミスが起きてたよなぁ。

おそらく、それぞれ独立したシステムどうしを繋ぐところで人の手が入ってるという感じなんだろうけど、けっこう重要な情報伝達手段のシステムがこんなことでいいのかなとは思うね...。

元記事の宮城県のシステムも、おそらくは担当者が文面の種別をラジオボタンだかコンボボックスから選択するようになっていたんだろうけど、全部の言語で間違えたわけでもなく英語だけだったということは、各言語でいちいち同じ手順で文面を選択していってたんだろう。

何度も同じ手順を繰り返してるうちに注意力が落ちてミスが出たとかいうことか?もしそうだとしたら、すべての言語の文面を一括で指定できる機能とかついていたら、チェックも一度で済むし間違いは起きにくいように思うけれど...どうだろう。

単にすべて自動化すれば解決かと言われるとそれもどうかとは思うけど、大げさな例を挙げるなら自衛隊の通信部隊などはきっと、誤通達は致命的な事態を招くのでミスをしないようなフローがきっちりしているだろうし、運用方法しだいではあるだろうけど。

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