モノクロ写真の思い出と想い

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白黒写真には、カラーには無い雰囲気がある。色という情報を落としたが上での新しい感覚。

写真を始めたのは中学生のころ。運動部に入ったものの自分の運動神経の無さに気づいて、2年生から写真部に入ったのがきっかけ。

写真部に入ったとは言っても中学生できちんとしたカメラを持ってなかった私は、ちょうど学校が部費で買ったニコンのF-401sをほぼ独り占めして使っていた。

私が通っていた中学の写真部は、倉庫を暗室として使っていて、フィルムの現像から印画紙への焼き付けまで行える道具が揃っていた。もちろん現像できるのはモノクロのみなのだが、赤い暗室電球の下で現像体験ができたことは、今思うと貴重な経験だった。おそらくそれが、今でも写真への興味を持ち続けていられる理由の一つだと思う。

その当時、自分で現像できるのがモノクロなので、富士フイルムのNEOPANというフィルムをカメラに詰めてあちこち撮影に行っては、暗室で現像していた。カラーでも撮っていたけど、毎回ラボに現像とプリントに出すと中学生の小遣いではそれなりの出費になるので、最初はフィルム現像だけ出してあとからプリントするのを選んでプリント枚数と料金を節約するとかやっていた。

そんなこんなで、写真もそうだがモノクロ写真にも思い入れは残っている。デジカメを使うようになってからは、基本的にレタッチしないのもあって基本は撮ったままの写真を楽しむことが増えた。

でも今Flickrに保管している4000枚弱の写真もレタッチすることで、また違った見え方がするものもたくさんあるんだろうなと思い始めたところ。

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