仕事を指示するときには作業目的を伝える

タイム・コンサルタントの日誌から : 新任リーダー学・超入門(3) 仕事を指示するときに必要な事

指示に必要な基本要件は、4つあります。「アウトプット」・「インプット」・「リソース」・「完了条件」の4つです。誰かに仕事をしてもらう時には、必ずこの4種類の情報を伝えなければなりません。

仕事の場面で指示や依頼をするときでも、意外とちゃんとした形で指示・依頼を出せる人は多くない。

「とりあえず表にまとめて」とか「メール返信しておいてもらえますか?」とか、その一言だけで作業を投げる場面にしばしば出くわす。こういう時は指示を出す側が、指示する内容について理解していない場合がほとんど。ようするに「丸投げ」ね。そういうリーダーの下につくとけっこう苦労するし、何かと振り回される。

個人的には指示に必要な上記の4つの要素に、もうひとつ加えて「目的」も伝えるほうが良いと思う。「目的」は「アウトプット」に含まれるのかも知れないけど、その作業の目的が分からないと作業の段取りやアウトプットの粒度や書き方なども変わることが多い。そこまで含めて事細かに指示するのであれば目的を伝える必要はないのだろうけど、1から10まで言うような人の使い方はロボットを使ってるようでやりたくないし実際にする余裕がある場面も少ないだろうし。

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