情報処理技術者試験(データベーススペシャリスト)受験

もう2週間以上前の話になるけれど、記録のために書いておく。

今年の情報処理試験、春はデータベーススペシャリストを受験した。10年ちょっと前に当時のテクニカルエンジニア(データベース)を合格してはいるものの、仕事でDBを扱うことがずっと無くブランクも10年以上になっていたので、ここらでもう一度復習を兼ねて受験してみれば勉強するかなという理由。

2月からの今の仕事でDBを扱うようになり、チューニングやテーブルの再設計なども仕事でやりそうな感じだったのでちょうど良いタイミングだったと思う。実際は、仕事では少しSQLの見直しはしたもののテーブルなどの再設計は他の人がやったので、そこまで知識を求められることは無かったのだけど。

ただ、試験直前になって仕事が忙しくなりすぎて勉強の時間が不足してしまったのが少し予定外だった。一日仕事やって電車で帰ると電車に乗っている時間はもう何もしたくないと思うことのほうが多くて、ボーッとしたり寝てたりするのがほとんど。当時使っていた参考書も手放していたので、高度共通の午前問題の参考書と、IPAのサイトで公開されてる過去問のPDFを5年分くらいタブレットに入れて、読めるときに読んで、分からないところはググって、というくらいの準備しかできなかった。

今回も午前I試験免除だったので、午前IIから対策をすれば良かったのがまだ救いだったかもしれない。

実際の試験は、午前IIは過去問が5問か6問くらい出ていたものあって、25問中20問正解でボーダー突破。過去問をざっと見ておいて助かった。午後Iはどの試験もそうだけど時間との戦いになり問1、問3を選択したけれど全問をきちんと回答することはできず。おそらく良くて60点ボーダー超えたか超えてないかだと思う。

午後IIは問2を選択したけど問題の読み込みと回答文の作成に思ったより時間がかかってしまい、試験時間いっぱいを使ってしまった。回答に迷うことも多かったし感触的に5割も正解できてないのではと思う。エンティティタイプ、リレーションシップを図に書く問題も自信が無いし、テーブルの追加・変更系の問いもあまり自信がない。勉強もまともにしていないし、実務もブランクあるし、出来ないほうが当然だとは思うけど。

それでも、午後I、午後IIとも時間が足りずに回答できなかった問題はあったにせよ、全く歯が立たなかったということも無く、勉強していればもう少し点数的に上積みできたのでは無いかと思える程度には昔の経験や知識が頭に残っていたのは収穫だった。データベース試験の場合はネットワーク試験やセキュリティ試験と違って、回答に必要なベースの知識が最新のトレンドを知っておかないと答えられないという感じの試験では無いので昔の知識が役に立つ場面が多かったのだと思う。次回受験することになったらどの辺の知識を補充すれば良いかは何となく分かった気がするので今回はダメでも収穫はあったと思う。

ちなみに当日の会場は福岡工業大学。何気なく気づいたけれど、大学へのゲスト向けのWifiスポットがあって、持って行ったタブレットを繋げて試験の合間に調べ物とかできたのは便利だった。

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