WindowsデスクトップPCを久しぶりに自作で組んでみた

もう2ヶ月くらい前の話になるけれど、かなり久しぶりにPCを新調した。しかも自作で。

一昨年くらいに買ったMac miniをメインに使っていて、サブのノートにこれも一昨年くらいに購入したThinkpad、さらに外への持ち運び用に4年前に買ったモバイルThinkpadと使っていたのだけども、MacはMacで使いやすいしスペックもまだまだ現役で問題ないくらいなのだけど、Windowsを使いたい場面が意外と多く感じていた。

それでMacの中で仮想マシンでWindowsを動かしたりしていたけれど、重い処理には不向きだしやっぱり一台Windowdsのデスクトップを買うかどうしようか…と2,3ヶ月くらい前から考えていた。

今回、自作したとはいえ、昔のように自作に興味があるからというわけでもなく、もし今後スペックを上げたいことがあってもパーツ単位で交換していけば、丸ごと買い換えるよりも安上がりにならないなるかなという気持ちのほうが強い。ノートPCではなくデスクトップPCにしたのはそれが理由。

それでも最初はメーカー製PCのほうが組んだりする手間も無く楽だし安いかなと思って調べていたけど、ある程度長く使うことを考えるとメーカー製はパーツを交換することを考えられてないので選択肢から外れた。ショップブランドのPCは自作と比べて値段は割高だしパーツもそんなに良いのを使ってなかったり、どのパーツを使っているか明示していないのも多く、これも悩んだ結果で選択から外れた。

さて、自作するとしても最後に自作PCを触ったのは5年くらい前。今は何が普通なのかを調べ、予算もできるだけ抑えつつそれなりに動くものということでCore i5をベースに7~8万円くらいで収まるようにした。円安と消費税で昔に比べて高くついてると思う。

ということでスペックは以下のとおり。

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マザー:ASUS H97-PRO

特にオーバークロックをするつもりも無かったし、安定のASUS製で予算1万円のマザーならこれ。
BIOSもいつの間にかGUIを使ったものになっていて隔世の感がある。

CPU:Core i5-4690 BOX品

Core i5の中で値段がこなれているので。

電源:ENERMAX Revolution X't 430W ERX430AWT


電源は今までの経験上、割と故障率が高いので実績のあるメーカーのものを選んだ。

高級なグラフィックカードなどを増設するつもりがあったりHDDをたくさん増やす予定があるなら、もう少し電源容量が多いものを選んだほうがいいのだろうけど、今のところ全くその予定もないのでこの程度で。

メモリ:シー・エフ・デー販売 DDR3 PC3-12800 CL9 4GB 2枚組 W3U1600HQ-4

何年か前のメモリが馬鹿みたいに安かった時代を覚えている身からすると、今の値段はずいぶんと高く感じるが仕方ない。

VirtualBoxで仮想マシンを動かしたり、開発用にEclipseやVisual Studioを使ったりするつもりがあることを考えると4GBでは少ないので最低でも8GBは譲れなかった。

SSD:CT256MX100SSD1 (SSD/256GB/2.5インチ/SATA)

OSとアプリを入れることを考えると、128GBでは少し不安があったので予算は少し超えるが256GBを選んだ。SSDの中では比較的安くて評判も良いモデル。

あっという間にWindowsもアプリも起動して快適。SSDを体験すると本当にそれ無しではいられなくなる。

HDD:ST2000DM001 バルク品 (2TB/SATA)

HDDはさんざん迷ってこれ。正直、最近の各メーカーのHDDのラインナップはよく分からない。

ネットで調べていると、どこどこ製のはすぐに故障するとかが色々書かれているし回転数も可変のものはアクセスが遅いなど色んな情報があって迷う。
HDDは壊れないで欲しいのには変わりないので、値段と容量のバランスで選択。割と動画データが多くなるので2TBで。

DVDドライブ:SH-224DB+S バルク品 (内蔵DVDマルチドライブ/SATA/ソフト付き)

Windowsのインストールに必要かと思って買ったけれど、USBメモリからインストールできてしまったので結局使っていない。未開封。
OSインストール用くらいにしか思ってなかったので、とにかく安かったこれを選んだ。

ケース:Antec P100 (ATXミドルタワー)


自作用のPCケースってなんだか派手なデザインのが多くて困った。無駄な色使いとか出っ張りとか光ってみたりとシンプル好きな私からすると悪趣味なものばかり。しかも割と高い。

できるだけデザインがシンプルでかつ評判が良いもので選んだ。これだけはヤフオクで開封品が出ていたので新品より少し安めに買うことができた。

地デジチューナ:PT3 rev.A

PT3は発売されて割とすぐ、もう2年くらい前になるかそのくらいに先に買っていた。
で、買った直後に愛知県の刈谷に長期出張になって取り付けるタイミングを無くしてずっと未開封で今まで来ていた。

今回WindowsでデスクトップPCを作ったのはPT3をせっかくなので使いたかったというのも理由の一つ。
地デジの録画はブルーレイHDDレコーダを買ってしまっていたので特にPT3でやる必要性も薄れてしまったのだけど。

OS:Windows10 Technical Preview

OSは会社や家の他のPCで使い慣れているWindows7を買おうかとも思ったけど、DSP版もそろそろ販売が終わりそうということもありWindows8.1にして慣れたほうがいいのかな…と思っていた。

その矢先、ちょうどWindows10 Technical Previewが出たのでWindows10をインストール。プレビュー版なので来年の3月くらいまでしか使えないはずだけど、あまり大したアプリはインストールしないし、その時になったら考えるということで。とりあえず当面のOS代はかかっていない。

キーボードやマウスはすでにいくつも余ったのがあるのでそれを流用。ディスプレイもデュアルモニタで使っている1台に出力するので買う必要なし。

PCの組み立てもスムーズで、Windowsのインストール用のUSBメモリを作るのに少し手間取った以外はすんなりと終わった。
SSDのお陰で起動は本当に早いし、Core i5で普段使いは十分。Windows10も使い勝手はWindows8よりは7に近いので満足。ネットするのと簡単な開発するくらいならこれで2年くらいは軽く使えるスペックなんじゃないかと思う。

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