「プロマネ残酷物語」を終わらせるために

日経ITPro

 「プロマネ志望者は10人に1人」「業務に見合った報酬を得られているのはわずか7.0%」――。これが,IT Pro読者1228人に聞いたプロマネ(プロジェクト・マネジャ)職の現実だ。

実際,記者が取材した若手エンジニアからは,「プロマネにはなりたくない」という声がよく聞かれた。「最近の若手の人気職種は,コンサルタントかアーキテクト。プロマネ志望は少数派に転落した」(メインフレーマの人事担当者)との証言もある。

プロマネが敬遠されているのは私の周りだけではなかったようだ。
私の周りの人に聞いても、責任や仕事の内容と報酬が割に合っていないことが多いみたいだし。

プロマネと言っても会社の中では中間管理職に位置する場合が多くて、「責任は大きく、権限は小さく」みたいなところがあるんじゃないかと。大事なことがプロマネより上の層で決まったりしてしまう事が多かったりするとプロマネも「上に振り回される人のひとり」に成り下がってしまう。

それ以外にもプロマネは雑用などが多いところから、若手から見ると「いろいろと辛くて大変そう」って思うし、自分も管理をし出すとああなるのかなってぼんやりと思うようになってしまう。

私の場合は技術者肌なんで、プロマネや管理職に対して余計に「あまりなりたくない」って気持ちが大きいのかも知れないけれど。

でも、コンサルタントになりたいって人が多いのってどうなんでしょうね。私はコンサルの人と一緒に仕事したことが無いんでコンサルの具体的な仕事も知らないんですけど、イメージとして「高収入」というのしかないですね。実際、コンサルになり立ての20代前半でもかなりの年収っていうデータを見た気がするんで、コンサルが人気って言っても聞こえが良いのと収入が良いからって感じじゃないのかな。

いずれにしても、プロマネになる人が少なくなったりすると、これはこれでIT業界にはマイナスかなぁ…。

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