やっぱりこれが自民党?

やっぱり自民党はこういうところなの?

自民・武部幹事長、「民営化賛成なら追加公認も」(via asahi.com)

自民党の武部勤幹事長は9日朝の日本テレビの番組で、衆院本会議で郵政民営化法案に反対票を投じた37人を総選挙で公認しない考えを改めて示す一方で、「37人の中でも参院の審議を見て、民営化に今なら賛成できる人も出てきている」と述べ、民営化に賛成すれば追加公認する可能性を示唆した。

けっきょく実力者とか大物議員に配慮したいってことなんだろうか。それとやっぱり「数の論理」で数が欲しいということなんだろうな。小泉さん本人の発言ではないけど、一夜明けてこのトーンダウンぶりはひどい。

「新党」構想早くも失速? いつでも復帰、身軽に(via Yahoo/毎日新聞)

30日公示、9月11日投票の衆院選に向け、自民党の郵政民営化造反組の間でささやかれていた「新党」構想が、早くも失速気味になっている。解散前までは「同憂の士で新しい流れを作る」(平沼赳夫前経済産業相)などと威勢が良かったが、ふたを開けると、「公認されないなら無所属で」の声ばかり。自民党の対立候補擁立の動きを刺激したくないうえ、小泉政権の終息も見越して、いつでも復帰できるように身軽にしておきたい、というのが本音のようだ。

<中略>

 選挙結果次第では小泉政権が退陣に追い込まれるうえ、来年9月には小泉純一郎首相の党総裁としての任期が切れるため、それまでの我慢と割り切る反対派議員もいる。「小泉さんが降りれば、また(自民党と)一緒にやれる。変に政党にしてしまうとやっかいなことになる」。造反組から何かを仕掛けようとする機運は乏しい。

「造反議員」さんも虎視眈々と党への復帰をにらんでいると。まぁいままでもそうでしたね。不祥事で離党→無所属で選挙→当選後に自民党に復帰、なんてパターンを何度も見ましたよ。総選挙が終わってしばらくすると、みんな元のサヤに収まってのうのうとしているということか。

こんなのを見ていると、今度の選挙で自民党を勝たせるべきなのか負けさせるべきなのか分からないな。仮に勝たせたとしても、小泉氏の総裁任期が切れれば旧態依然の自民党に戻りそうだし、かといって負けたとしても、議員数確保のために自民に合流する可能性が高そうだし。どっちに転んでもあまり結果は変わらないのかなぁ…。

良くも悪くも知恵が働きますな…センセイ達は。

仮に民主党が政権を取っても、国会戦術に長けていそうな自民党に何かと邪魔され(スキャンダルとかなんとか持ち出され)て、思うように政権運営ができないかもしれないしなぁ。たしか細川内閣のころの連立政権ってそんな感じじゃなかったっけ。下野しても彼らは強いかも。

うーん、こんなことを考えると本当に政治に希望は持てなくなりそう…。

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