ホリエモンの立候補での賛否

ライブドア堀江社長が広島6区から立候補することについて、あたりまえだけど賛否両論が吹き出ている。

個人的には「自民党の候補者選びは、やり過ぎなんじゃないか」と思う部分はあるし、堀江氏の立候補はどうかなぁと思うけれど、

加藤・自民元幹事長、堀江氏出馬に「怒りさえ覚える」(via asahi.com)

 自民党の加藤紘一・元幹事長は20日、山形県鶴岡市での記者会見で、広島6区から無所属で立候補を表明したライブドア社長の堀江貴文氏について「賛成しかねる。政治をもっとまじめに考えて欲しい。怒りさえ覚える」と批判した。

 加藤氏は「まじめに政治をやってきた人間たちの努力が馬鹿にされたような感じ。世の中お金で何でもできるんだ、などと公言した人が、政治に参加するなら十分説明がなければいけない」と述べた。

と、立候補にご立腹の人もいらっしゃる。これは筋違いでしょう。

正直、衆議院議員の被選挙権は25歳以上となっているんだから、立候補は自由であるし、いくらそれに腹を立てても仕方がないと思う。広島6区の有権者が適切に投票して結果がでるだけの話し。

亀井氏が良いと思う人が多ければ彼が当選するし、堀江氏が良いと思う人が多ければ堀江氏が当選する、それ以外の候補者を支持する人が多ければその人が当選する、選挙ってそういうものでしょう。

「民主主義社会では、国民のレベル以上の政治家・役人は輩出しない」と言われるように、加藤氏は堀江氏に不満があるのなら、仮に堀江氏が当選した場合それを選んだ有権者に対して腹を立てるべきであり、その有権者のレベルに対して憂慮を示すべき問題かと。

政治をまじめに考えるとか、長年政治に努力しているのが踏みにじられるとか言っているけど、そういうのは単純に職業政治家の妄想じゃないのかな。支持団体の顔色を伺いつつ頭を下げて回るのが「努力」なのか、まじめに政治をやってきたって言うけど、あなたが挙げた実績は何なのか、それを知っている人がどれくらいいるのかって思う。

広島6区の人は賢明な判断をするでしょう、きっと。外野の私からしてみると、当選したあとの堀江氏の言動に興味があるけれど。

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