大丈夫なのか「小泉後」

今のところ、今度の衆院選は自民党が有利に見えるけど、果たして自民党が勝ってしまって良いのか一抹の不安がある。総理は、任期が来たら辞めると言っているので、その言葉通りだとあと1年。

はて、小泉総理の後の自民党はどうなるんだろう?今、国民新党や新党日本とかを作っている議員さんも「小泉が終われば(自民党に)戻る」なんて事を公然と言っているようだし、「小泉が終われば(昔の)自民党のやり方に戻すだけだ」と言う自民党内の声もあるらしい。

今回の選挙で自民党が勝った場合、1年後には「旧態依然の自民党が復活」という時限爆弾を抱えることにはならないんだろうか。衆議院の任期は4年。再び解散がない限り、来年9月以降の3年間は「小泉後」の体制となる。次の総理、総裁に誰がなるかというので変わってくると思うが、国民新党、新党日本が自民党に復帰し、また党内の旧体質の議員が力をつけてきたら…。

もし、自民党に投票しようとする時はこういう国民から見た「リスク」も考えないといけないだろう。だから私は今回の選挙で投票する政党、候補者を決め切れていない。

小泉総理が退任するときに、再び解散するという超ウルトラCでもない限りは、自民党も1年後が不安、民主党も政権担当能力が不安、他の野党はもう力不足…という構図に見えてしまって、どれも不安なのだ。

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