「 2006年04月 」一覧

魅力あるIT業界にするのが先なのでは…?

NIKKEI NETの記事「産学連携でソフト技術者育成、全国に専門大学院」より。

産業界と大学が連携してソフト技術者の育成に乗り出す。全国の大学が専門大学院を開設し、日本経団連と富士通、日立製作所などIT(情報技術)関連14社が教員を派遣したりカリキュラムを作成して共同運営する。企業の情報システムや自動車・家電に組み込まれるソフトの技術者不足は深刻で、システム障害の一因になっている。即戦力を育て製造・サービス産業の国際競争力の底上げにつなげる。

こうやって技術者育成をするのは良いと思うんだけど、今のIT業界みたいにデスマ、サービス残業、n次請け構造なんていう負の遺産が残っている限りは、せっかく育てた技術者も幻滅して業界を去っていくんじゃないかなぁ…。それともこういうところを卒業した人は研究部門あたりで優遇されたりするんだろうか。

日立やら富士通やら大手メーカーが参画してるけど、けっきょく大学院出てメーカー入って外注管理やってる…なんてことにならないんだろうか。それだともったいないだけだ。

こういう教育の場などを通じて、いちばん先に底上げしないとしけないのは現場の開発者レベル(設計・製造)だと思う。大規模プロジェクトで複数の会社がたくさんの開発者を集めた時にわかるけれど、そのスキルレベルのバラバラさ。

A社のチームは比較的品質の良いモジュールを作るけど、B社のチームは品質があまり良くなくて、結合試験で足を引っ張るなんてシチュエーションは良くあると思う。さらに、スケジュールが押しているとか政治力によって、せっかく品質の良かったA社担当のモジュールをB社担当モジュールの動作に合わせるように改修しないといけない、なんて本末転倒なこともありがちなのでは。

そういうスキルのバラバラさのプロジェクトチームがシステムを作り上げることが、デスマーチやシステム障害の要因になっているのかと。

なぜそうレベルにばらつきが出るのか…個人の問題もあると思うけれど、「IT業界=人売り」と考えている会社が多いからだと思う。スキルではなく、人月単価を売りにしている会社は粗製エンジニアを送り込んでくる確率が高い*1

送り込まれる側も「単価安いから、ちょっとこっちが火傷するかも」と感じつつ「まぁ工数も無いし、なんとかなるだろう」と思って受け入れてしまい、けっきょく火を噴く…というパターンに陥る。

聞くところによると、一部には極端に人月単価が安い技術者を出す会社があるようだ。人月30万円台というのもあるとか。地域的に単価が低めと言われる九州で仕事している私の周りでも、さすがにそんな例は聞いたことがないが、あるところにはあるのだろう。果たしてそんな待遇で働く技術者本人はどういう心境なんだろうか…とその話を聞いたときに思った。

でも安さにつられて使ってしまう会社があるんだろう…*2。こういう暗澹とした事例がある以上、IT業界に対する魅力はあまりないのではないだろうか。

視線と人気が集まるのは表舞台にいつも立っている、アルファギークとかアルファなんとか、とかITベンチャーのなんとか、と呼ばれるごく一部の人たちだけ。そういうところを目指す若い人は多いだろうが、本当にIT業界の大部分を占めるソフト技術者*3が光を浴びるようにならないと、いくら人を育成してもアンバランスなIT業界というのは変わらない。

  • *1: 人月いくら、という考え方に昔から批判があるのは承知しているけど、でもここでは業界の実情に合わせてあえて人月を単位に。
  • *2: うちの会社も人のことは言えないかもしれないが。
  • *3: 本当に業界を回しているのは少数のアルファなんとかの人じゃなくて、彼・彼女らの層だと思う

天皇賞

去年の今ごろは満員の京都競馬場にいたんだけどな…

去年は雨にずぶ濡れになりながらレースを見たけど、今日の京都は天気も悪くないようで。

さて、ディープインパクトが中心のレースになるんだろうけど有馬記念の時のようにひょっとして、というのがあるから怖いところ。いちおう前走の阪神大賞典では大差勝ちをしているようだけど。

ディープはとりあえず入れておくとして、対抗としてトウカイトリック、ストラタジェム、デルタブルースあたりを。リンカーンはいざというときに来ないことも多いような気がするんで微妙…

ただ、去年のスズカマンボ↓みたいに大荒れになる可能性も…。

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仕様バグ

仕様バグっぽいものがあったけど、もう仕様自体を見直しているスケジュールはない。

なんとか異常動作に見えないように回避策を検討中…。でも回避のためにかなり意味の無いコードを書かないといけないのがコード書き屋にとってはなんとなくイヤだ。最初はちょっとゴネてしまったけど、冷静になって考えてみると子供みたいにゴネてる時間ももったいないので、次のバージョンできちんと仕様を見直すことにしよう。


[ソフトバンク]携帯てこ入れ 新型端末開発へ

livedoorニュース via 毎日新聞より。

ソフトバンクは27日、買収したボーダフォン日本法人の携帯電話事業をテコ入れするため、新型携帯端末の開発・導入に向けた協議をシャープなどメーカー各社と進めていることを明らかにした。契約者数でNTTドコモやKDDIに大きく水をあけられている現状の打開には「魅力的な新型端末の投入が不可欠」と判断した。

ふーむ、どういう「新型」なんだろうか。

もともとボーダフォンが考えてたロードマップと比べてどの辺が変わってくるのかは非常に気になるところ。ユーザーとしてね。

ボーダフォンとしては、とにかく手始めに3G(第三世代)機種への移行を進めないといけないと思う。私を含めて周りのボーダフォンユーザはいまだに2G端末を持っている人が多い。

シャープが端末シェアトップ(via ITmedia)という記事でも、

シャープはドコモとボーダフォン向けに端末を出荷しており、2005年度上期はボーダフォン向け2G端末の需要が高まり、出荷量が大幅に増えた。

と2G端末が好調だったとあるし、最近も2Gの新端末を東芝が発売したりと2Gと3Gのどちらを売りたいのかよく分からないのがボーダフォン。

大きな足かせになってるのは「世界標準規格」での3G機種の発売で失敗したことかもしれない。海外向け携帯の画面と操作性を日本仕向けのに入れてしまって「使いにくい」と不評を買ったアレである。ようやく最近の機種になって3G機種でも画面デザインや操作性については制限が緩くなってきたけど。

ソフトバンクはそのあたりにどうメスを入れてくるか…


バグの出方が少ないと不安になる

自分が担当している機能に対して上がってくるバグ票の数が少ない気がして、ROMFIXが近いこの時期に逆にそれが不安になってきた。

テストチームは社内や客先にたくさんいてシステム全体で見ると一日にかなりの件数が上がってくる。なんだか自分のところは深いところまでテストされてないんじゃないかなぁ…。でもテストチームも、特に客先のはプロのテスターが揃っていると聞くし、どうなんだろう。

たしかに地味な機能でしかも試験環境が限られているから叩きにくいのかもしれないけど。ただ試験不足で出荷→市場不具合なんてことになると私だけの問題じゃなくなるんで、自分でも暇をみて叩いてみるしかないのかも。


春は眠気誘う季節?

ここ二日ぐらい寝ても寝ても会社で眠くなる。

帰りの時間は遅いけど、その分遅く出勤してるから睡眠時間はそれなりに取れているはずだけどなんでだろ。まぁ会社の室温が微妙に暖かいってのもあるのかも。ちょっとでも暖かめのところにいるとすぐに眠くなる人だし。

でも居眠りするわけにもいかないんで、夜はきちんと寝ておかないと。


代休の予定が潰れた

今週のバグの出具合が少なかったら27日を休みにする予定だったけど、なんとなく周辺機能でバグ報告があったので念のため出勤することに。

せっかく今日と違って天気も良くなるみたいだし、休めるかな…と思ったけどそんなに甘くは無かったか。とりあえず、大きなバグが出なければいいんだけど。


昇給

今年度は定期昇給分だけのアップ。

人事評価による上乗せ分がなかったということは、評価はあまり良くなかったということだったのか。

たしかにこれといった大きな成果を出していないし、どちらかというと地味にコツコツやってたんで評価者には見えなかったんだろう。あとはこの年齢で未だにPLもやらずに設計やコード書いてるような人にはそんな高い給料は払えないってのもあるのかもしれない。

会社の中だと、コード書いたり設計できたりしても偉くはなれないし、給料も職位も上がらないからな。自分が直接手を下さないようにならないと偉くならないわけで、まぁしょうがないのかも。

あとどれくらいこんなスタンスが取れるかなぁ…。そろそろ要らないって言われそうな予感。


自分以外の人にも積み重なった時間軸がある

最近の若い人による殺人とかもろもろのニュースを見て。

本人たちのその時の思考はどうだったのか、自分の想像を超えるところが多いのだけど、おそらくは「相手も人間であり、生物である」ことがイメージというか理解できていないんじゃないかなぁとふと思った。

人間に限らず、生物は地球上に生まれてからそれぞれ個体としての「生命」という時間軸を持つわけで、人間の場合だと数十年単位の長い時間軸を持つ。例えば一口に20年=20歳と言っても、20年って歳月はよくよく考えると長い時間の積み重ねだと思うんです。

自分自身が持つ時間軸は、思い出とかを思い出せば想像しやすいだろうけど、自分以外の他人にもそれぞれそういう長い時間軸が存在すると言うことに気づけば、己の手で簡単に相手の積み重ねてきた時間軸を奪う=殺めるということに抵抗を感じるのではないだろうか、多少でも*1

自分が積み重ねてきた時間や思い出を、他人もそれぞれの人生の中で積み重ねてきていて、それぞれ自身にとっては大切なものなんだし*2

…ここまで大げさに考えなくても、相手の立場に少しでもたって考えることができるようになれば、ニュースで聞く切ない事件は減るのかもしれない*3

  • *1: 相手に対する憎しみが強かったりするとそういうすべての思考を超えてしまうのだろうけど
  • *2: 仮に思い出したくないものであっても、その人の体験・経験・思い出は人生の記録となる
  • *3: 若い人にそう言っても難しいことなのかもしれないし、それだけで犯罪が減れば簡単な話だ。でも問題の根本には「相手が苦痛を感じるだろう」とかが自分の中で想像できず、感情にまかせてというのが強いと思う

こんな時間に帰宅するのは久しぶり

日付が変わる前に家に着いたのは一ヶ月ぶりくらいじゃないだろうか…

というか、電車使って帰ったのが久しぶり。毎日タク帰りだったから。

でもまぁ、こういうときに限って次の日にトラブル発生とかなるんだよな…


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