ジャストシステムを傘下に治めるキーエンス、そのソフト子会社は…?

ジャストシステム、キーエンス傘下に 資本・業務提携 - ITmedia News

なぜにキーエンス?ってところだなぁ...。

キーエンスも情報検索エンジンの製品は持ってるみたいだから、ConceptBaseと統合か何かしたいのか?でもそれだけでは無いだろうねぇ。

問題は、キーエンスの経営スタイルがジャストシステムに入ってきた場合に、ジャストはどうなるのかってところかも。

社長の浮川さんももしかすると不振の責任取らされる形で退任とかなると、おそらくキーエンスが送りこんだ取締役の中から次の社長が出るだろうし、仮にそうなったときの人材流出の恐れとか無いのかな、そしたらATOKは...と考えなくもない。

キーエンスは厳しいけど給料が破格だから大丈夫か?というと、おそらく違う。利益を十分に出せない部門に破格の待遇があると思えないし。

...キーエンスのイメージ*1というと「かなり仕事は厳しいが、給料は破格」。たしかに平均年齢32歳で1400万くらいというコンサルでも無い限り貰えなさそうな金額のデータはあるのだけど...

ここで、キーエンスソフトウェアというソフトウェア子会社の求人を見てみると、

キーエンスソフトウェア株式会社/ソフトウェア開発技術者の転職情報|エンジャパンの転職サイト [en]社会人の転職情報

30歳で700万。

これは比較的大きなソフト会社ではけっこう普通の水準だと思う。

キーエンス本体と、キーエンスソフトウェアとうまく人を使い分けてるっぽいね。メーカー系企業でも良くあるパターンだけどさ。本体側でもソフト技術者は存在してるみたいなので、本体側社員=管理・上流、子会社社員=外注扱い・下流、みたいな感じなのかな。

ま、所詮そんなものなのかもね...。

ソフト開発者って待遇低いよなぁ。こういうところではけっきょく十把一絡げのような感じで使われてるんだろうし、親子の会社間で給料あんなに違うとやる気無くしそう。

まぁ実際、給与の開きと同じくらい、社員の能力差があるんならまだ諦めもつくんだけど、単に親会社だから、元請けだからってだけで厚遇だとなかなか納得はいかないと思うし。でもデキる人でもなぜか我慢してその会社で頑張り続けちゃう人もいたりするしなぁ。

  • *1: 私自身はキーエンスと仕事などで絡んだこと無いのであくまで聞いたり見たりした範囲のイメージ
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